★アクションの説明、概要
WEBページ内の要素に対する繰り返し処理の設定の方法について説明しています。このアクションを使えば、ページ内の表の値を取得することができます。
★アクションの作成方法
★アクションの作成方法
繰り返し処理内で値の取得を行っていた場合、値の取得に失敗すると取得した値の格納先の変数は初期化されます。
例)
1行目 値の取得が成功し、変数Aへ値が格納される
2行目 値の取得が失敗、このとき変数Aの値は初期化される
アクション設定画面の設定項目についての説明は以下の通りです。
1.基本設定
1-1.名前
ループの名前を設定します。ここで設定した名前は、マウス操作などの高度な設定のrangenameで選択することができます。
1-2.xpath
要素の指定を行います。変数参照可能です。
1-3.xpathのフィルター
ループの対象にフィルターをかけます。対象にする要素のxpathを入力します。
1-4.xpathの除外
ループの対象から外す要素のxpathを入力します。
例)histListData pauseというClassのdivタグを処理対象から外します
//div[@class=”histListData pause”]
1-5.表示値のフィルター
ループの対象にフィルターをかけます。対象にする要素のテキストを入力します。
1-6.取得範囲
ループの範囲を設定します。
・現在の範囲の要素
ここまでの設定した内容の要素を選択します。
・拡張した範囲の要素
ここまでの設定した内容に近い要素も選択します。
1-7.繰り返しの対象リストの操作
ここまでの設定をもとに繰り返しの対象の要素が一覧に表示されます。
・再読込
設定を変更したときに使います。設定を変更したときに再読込して、繰り返しの対象があっていることを確認しましょう。
・親へ移動
HTMLの1つ上の階層を選択します。
・子へ移動
HTMLの1つ下の階層を選択します。
・並び順
繰り返しの順番を変更します。
・開始行
繰り返しの開始位置を指定します。指定しない場合、右側の一覧の先頭から 繰り返し が開始されます。変数参照可能です。
・終了行
繰り返しの終了位置を指定します。指定しない場合、右側の一覧の最後前で 繰り返し します。変数参照可能です。
・ステップ
繰り返しの間隔を設定します。たとえば繰り返しの対象が1~10でステップを「3」とした場合、1つめ、4つめ、7つめが繰り返しの対象になります。
2.高度な設定
2-1.サイズ無しも含めて検索
操作対象の要素にサイズがない設定(隠れている、つぶれているなど)になっている場合に、チェックを入れることで操作対象にすることができます。
2-2.アラートが出ていればエラーとする
本アクションを実行するときにブラウザからアラートメッセージが表示されていた場合にエラーとするときは、チェックを入れます。
2-3.要素が見つかるまでのタイムアウト(秒)
設定した秒数までロボットが要素を探します。
3.エラー発生時の対応
3-1. エラー時の処理
エラーが発生したときの設定を行います。詳細はこちらをご確認ください。
3-2.基点となる条件分岐
エラー時の処理で条件分岐の次のフローに移動を選択したときに、設定することができます。アクションでエラーが発生した場合、移動先の条件分岐を選択します。
3-3. エラー時にログ出力
エラーが発生したときにログに出力するか設定します。スケジュール実行したときのログへ出力されます。エラーとして扱わない場合は、チェックを外します。詳細はこちらをご確認ください。
リリースノート – 0.10.10 (2023-11-20) – 国産RPAツール「RoboStaff」のマニュアルサイト「Robo Technical」 です への返信 コメントをキャンセル